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2023/12/09 19:33

「一回に与えるドッグフードの量はどのくらいがいいの?」
ドッグフードは、犬の体重や年齢に応じて適切な量を与えるのが重要です。
愛犬の健康維持をしっかりサポートするため、犬に与える餌の量や頻度などを見ていきましょう。
犬が1日に必要なカロリー量を把握しよう
「わざわざ計算しなくても、フードの袋に書かれている給与量じゃダメなの?」という疑問もありますね。
しかし、フードのパッケージや公式サイトに記載させている給与量はあくまで目安を書いたものなので、100%適切な量とはかぎらないのです。
犬種によって差はあるものの、基本的に犬は食欲旺盛な生き物です。そのため「出されたドッグフードをすべて食べてしまう」子が多いです。
肥満を防止するためにも、飼い主さん自身で愛犬の食事に必要なカロリー量をしっかりと把握してコントロールする必要があります。
犬が1日に必要としているカロリー量の求め方
1日に与えるべきドッグフードの量を計算するのは、めんどくさく感じると思いますが、計算自体は難しくありません。
計算式まとめ
DER÷ドッグフード100gあたりのエネルギー量×100=ドッグフード給与量(/日)
愛犬の体重(kg)×30+70=RER
RER×係数(1.4kg)=DER
※RER:愛犬が適切な環境で1日中安静していた場合、必要になるエネルギー量
※DER:愛犬が1日で必要なカロリーの量
計算式について言葉で理解しようとするとかなり複雑になってしまうので、まずは式に当てはめて計算してみましょう。
安静時エネルギー要求量(RER)を求める計算式
まずは人間でいう基礎代謝の求め方から。
70×愛犬の体重(㎏)0.75= RER
愛犬の体重(kg)× 30 + 70 = RER(簡易版)
※RER:愛犬が適切な環境で1日中安静していた場合、必要になるエネルギー量
犬の1日に必要なカロリー量を調べるには、まず上記の計算式を使って安静時エネルギー要求量(以下RER)を求める必要があります。
体重計で愛犬の体重を量り、出てきた数値を電卓に入力してRERを求めましょう。
体重の量り方(小型犬)
ペット用の体重計に愛犬を乗せる
愛犬を抱えながら、飼い主ごと体重を量る(その後、飼い主自身の体重を引く)
動物病院で体重を量ってもらう
大型犬以上のサイズになると正確な体重を測るのが難しくなるので、病院へいって正確な体重を測ってもらうのがおすすめです。
まとめ
愛犬の健康を第一に考えるなら、ドッグフードの与える量・適切な与え方をしっかりと学ぶ必要があります。
計算方法自体は難解というわけではないですが、回数や時間、量、栄養バランスも考えて与える必要があるので、どうしても毎回は大変ですね。
外出時や急な予定などで時間がなくなる場合もありますし、自動給餌機で手軽にフードを与えるのも手段の一つです。