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2023/12/09 19:41

子犬も人間と同じように、生まれたての頃は母乳や犬用ミルクを飲みます。
そして、離乳食や子犬用フードの段階を経て、成犬と同じドッグフードへと食事を切り替えていく必要があります。
歯が生えそろっていなかったり、消化器官が未発達だったり……体が成長途中の子犬は、食事のときに気を付けてあげるべきことがたくさん!
「いつどうやって子犬のフードを切り替えていけばいいの?」
「子犬にごはんをあげるとき、どんなことに気を付ければいいの?」
こんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ当記事をご一読ください。
子犬のフード切り替えはいつ?4つのタイミング
「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」をもとに、子犬のライフステージごとに適切なフードの種類をご紹介します。
だいたいの時期 与えるフード
哺乳期 誕生~30日 母乳または犬用ミルク
離乳期 生後20日~60日 やわらかくしたフード
成長期 生後50日~小型犬では10ヵ月、中型犬では1年、大型犬では1年半 子犬用またはオールステージ用フード
成犬期 成長期を終えてから7年間(大型犬は5年) 成犬用またはオールステージ用フード
誕生から30日くらいまでの間は、母乳もしくは犬用ミルクを与えます。
特に、哺乳期の生後1~2日目に子犬が飲む「初乳」には大切な役割があるのです。
子犬は生後48時間頃までに母乳(初乳)を飲むことによって、母親のもつ免疫(移行抗体)を腸から吸収し、母犬の抵抗性を獲ることができる・エネルギーを高濃度で供給するといった大事な役割があります。また、同時に水分を補給することで、循環血液量を増加させる働きもあります。
成長期は子犬用フード
小型犬では生後50日~10ヵ月、中型犬では生後50日~1年、大型犬では生後50日~1年半くらいの間は成長期です。
ペットショップで出会う子犬はこの成長期の子が多いです。
歯が生えそろい、あごが丈夫になってきたらふやかさずにドライフードを与えても大丈夫。
子犬(パピー)用のドッグフード、もしくはオールステージ用ドッグフードを与えましょう。
成犬期は成犬用フード
小型犬では生後10ヵ月、中型犬では生後1年、大型犬では生後1年半を過ぎると成犬期になります。
成犬期になったら、成犬用またはオールステージ用のドッグフードに切り替えていって大丈夫です。
逆に、子犬用のハイカロリーなフードを与え続けると肥満になってしまう可能性があります。
生まれてからどれくらい経ったかに加え、体重・体形も考慮しながら成犬用フードに切り替えていきましょう。